DxOMarkにiPhone XS Max の評価が掲載されました
こんばんは、クスィです。
今日は iPhone XS Max の話です。
DxOMark に、iPhone XS Max の評価が掲載されていました。
こちら↓
参考:DxOMark のページ
https://www.dxomark.com/apple-iphone-xs-max-review-flagship-imaging-power/
iPhone XS Max のカメラの評価は、105点でした。
スマホの中では 歴代2位 のカメラ性能にランク付けされています。
ちなみに1位は、Huawei P20 Pro の 109点です。
P20 Pro のメインカメラは、センサーサイズが、1/1.7型。
スマホの中では最大級のサイズです。
対して、iPhone XS Maxのメインカメラは、1/2.55型。
P20 Pro の半分ぐらいの大きさ、でしょうか。
つまりこの分だけ、iPhone XS Max の方が暗所での撮影性能が悪くなります。
ところで、この2つの端末は、両方とも複数のカメラで画作りをしています。
そのため、1つのカメラのサイズだけでは単純には比較しづらいところもあります。
ですが、少なくともメインカメラで不利な iPhone XS Max は、かなり画作りなどがんばっているようには見えます。
例えば、Huawei の P20 Pro の1つ下の機種である P20。
センサーサイズは 1/2.3型で、iPhone XS Max より大きいです。
ですが、この機種の評価は 102点。iPhone XS Max の方が評価は高くなっています。
前機種の iPhone X は 97点。
だいぶ良くなっていることが数値からもわかりますね。
3000mmで撮れるニコンのデジカメ【P1000】について
こんにちは、クスィです。
今日はニコンのデジカメ P1000 を取り上げます。
小寺さんの記事がとてもわかりやすいため、引用させていただきます。
こちら↓
P1000は、とても特徴的なレンズを持つデジカメです。
35mm換算の焦点距離は、24~3000mm。
記事でも書かれていますが、アホ、という褒め言葉がとても似合うと思います。。
広角側の 24mm は、デジカメでは良く見かける画角です。
風景撮影などで使いやすく、とても広い範囲が撮れます。
望遠側の 3000mm は、普通の技術者は、
『・・・・・・300mmの書き間違いかな(^ ^; 』、
と、要求仕様書の記載を疑うレベルかと思います。
本当に、月を撮りたい人向け、と言って良いカメラです。
このように、超が付くほどの遠くも近くも撮れるカメラですが、万能なわけではありません。
例えば、センサーサイズは、1/2.3型。
つまり、スマホと同じぐらいのサイズですから、暗いところには弱いです。
APS-Cなどのデジタル一眼とは、暗所撮影性能は、比べ物にならないほど弱いと考えられます。
また、絞りの最小値は、広角側で F2.8、望遠側で F8、です。
身近なものを撮るような、多くのシチュエーションでは、ボケは期待できません。
遠くのものを撮る際には、ある程度ぼかすことができるかもしれません。
ということで、
・明るいところであれば、広角から超望遠まで撮れる
・暗いところやボケを作るなどは、あまり期待しない方が良い
というカメラですね。
ちなみに、夜に月を撮る場合は、シャッタースピードを遅くして、三脚で撮影すれば、十分な光を採ることができますから、センサーサイズが小さくても問題はありません。
いずれにしましても、このカメラの超望遠レンズは、他に類を見ない、本当に凄まじいものですね。
APS-Cミラーレス用レンズ【シグマ 56mm F1.4】が発表
iPhone XS のカメラ性能
こんばんは。クスィです。
今日は、先日発売された iPhone XS のカメラ について取り上げたいと思います。
私は残念なことに iPhone ユーザーではありません。
新しい iPhone の発表を見たときには、『たかっ』と思っただけでした。
いや、高いよねホントに。。。
ただ、今回の iPhone XS、【写真が綺麗になっている】みたいなんですよね。
例えば、Engadgetさんのこんな記事↓
おや、っと思いました。
暗い所に強くなっている、みたいですね。なぜでしょう。
そこで、iPhone XS を分解している記事を探してみました。
それがこちら↓
なるほど、カメラの センサーサイズが 32% も大きく なっているのですね。
その分、暗いところにも強くなっているようです。
(もちろん、ソフトウェアの後処理も良くなっているのでしょうね。)
ちなみに、1年前の iPhone X は、カメラの性能の評価サイト DxOMark の評価で 97 でした。
この数値は、Gallaxy Note 9 などに負けています。P20 Pro にはボロ負けです。
センサーサイズが大きくなった iPhone XS は、Gallaxy Note 9 など、超えることができるでしょうか。ちょっと楽しみです。
参考:
iPhone XS、いままでの iPhone で、特に、暗いところでの写真に満足されていない方にとっては、素敵な一台になるかもしれませんね。
ワークショップとカメラの基礎について
こんにちは、クスィです。
急に冷え込んできましたね。風邪などひかれないようお気をつけください。
さて、今日は、【カメラの基礎】などについて、少し触れさせていただきたい、と思います。
最近、【基本的な撮影方法】を教える目的の、ワークショップをさせていただいています。
とりあえず2回ほど。10月にもまたございます。
その中では、【カメラの基本】についても、簡単にですが、お伝えしています。
ワークショップでお伝えしている【カメラの基本】は、、、
・画素数
・センサーサイズ
・35mm換算の焦点距離
・絞り
この【4つの数字】がわかれば、どんなカメラなのか、特徴がわかります、というお話です。
・・・ところで。
デジカメの最近の記事を見ていますと、【こんな素晴らしい機能がついたよ】というものが多いですよね。
カメラを知っている人が見れば、【おお、それは凄い】みたいになります。
ですが、カメラの初心者の方が見たときには、【?】で終わってしまって。
以前から、こういった記事がわからずに終わってしまうのが、とてももったいないな、と感じていました。
ということで、このブログでは、この4つの数値を元に、新製品のカメラがどのような特徴を持っているのか、お伝えできればよいかな、と考えています。
乱筆ですみませんが、今日はここまでで。
また次回から、カメラについて記載したいと思います。
高級コンパクトカメラ 【LUMIX LX100M2】について
こんにちは。クスィです。
今日はこちらの一台。パナソニックの 【LX100M2】を取り上げます。
(2018年10月18日発売予定)
コンパクトカメラ、ですが、センサーが大きなカメラです。
センサーサイズは【4/3型】。
4/3型は、パナソニックやオリンパスのデジタル一眼の【フォーサーズ】で使用されています。
【APS-C】【フルサイズ】よりも小さいですが、それでもスマホのカメラと比べると、比較にならない大きさです。
その為、暗所での撮影も、ある程度、綺麗に撮れることが期待できます。
そして、35mm換算の焦点距離は【24-75mm】。
ズームができます。遠くを撮るには適していませんが、近くのものや、風景、室内での撮影、などでは十分ではと思います。
F値は【F1.7-2.8】。
かなり明るいですし、ボケも弱めですが作れそうです。
以前、こちらの前機種の【LX100】を持っていましたが、とても便利で小回りの効くカメラでした。
その LX100 から LX100M2 になり、有効画素数は 1280万画素 から 1700万画素 まで増えていますね。
タッチパネルも付いたようですし、さらに使いやすいカメラに進化しているようです。
フルサイズ・ミラーレスの画素数を比較
こんにちは。
今日は前回に引き続き、フルサイズ・ミラーレスの話題です。
先駆者のソニーと、三つ巴の様相を呈しています。
フルサイズ・ミラーレスは、今までソニーの独壇場でした。
ソニーからは、【α7】シリーズ と、そのさらに上位の【α9】が発売されています。
特に【α7】シリーズは、大きく3種類に分けて販売されています。
標準機の【α7】、画素数が多い【α7R】、画素数が少ない【α7S】。
この3種類です。
画素数が多い【α7R】シリーズは、高精細な写真を撮影できます。
逆に画素数が少ない【α7S】シリーズは、精細さは失われますが、画素1つ1つの大きさが大きくなります。
画素が大きければ、その分、多くの光を受けられますから、暗所で綺麗な写真を撮ることができます。
今回はソニーのカメラの中でも最新の【α7III】【α7RIII】【α7SII】【α9】と、ニコン、キヤノンの基本部分のみを比較してみました。
メーカー | カメラ |
有効画素数 (万画素) |
センサーサイズ |
---|---|---|---|
ソニー | α7III | 2420 | フルサイズ |
α7RIII | 4240 | フルサイズ | |
α7SII | 1220 | フルサイズ | |
α9 | 2420 | フルサイズ | |
ニコン | Z7 | 4575 | フルサイズ |
Z6 | 2450 | フルサイズ | |
キヤノン | EOS R | 3030 | フルサイズ |
・・・画素数の比較しかしていない表になりましたが、これだけ見ても特徴がわかりますね。
ニコンの Z7 は 【4575万画素】。
明らかに、ソニーの α7RIII の【4240万画素】への対抗機です。
つまり、画素数を高め精細さを売りにしたカメラですね。
ニコンの Z6 は【2450万画素】。
こちらも明らかに、ソニーの α7III の【2420万画素】の対抗機です。
α9 も α7III と同じ画素数ですが、ニコン Z6 は、Z7の価格帯よりも下げた普及機のようですから、α7III のライバルと考えて良いと思います。
キヤノンはどうでしょうか。EOS R は 【3030万画素】。
こちらは、α7III の【2420万画素】よりも、かなり多いです。
ですが、α7RIII の【4240万画素】ほどではありません。
つまり、ソニーの対抗機、というより、ソニーとは少し違ったユーザーを狙ってきた、と考えて良いのかもしれませんね。
・・・となると、
・キヤノンは別のスポットを狙ってきた。
という感じでしょうか。
α7SII の対抗機はないようです。
α7SII は、報道カメラマンや、暗いところで雰囲気を壊さずに撮るユーザーなど、コアな層を狙っているカメラです。
日常的に使用するカメラとしては、やはり画素数がある程度ある方が、需要は見込めそうですね。